ふみの本棚

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あかねさす少女 #1:4時44分の世界

私は信じる! 私の望む世界がどこかにあると!

 

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  ――と、ちくわ様もおっしゃっています!

 

2018年秋クール、一発目のアニメ「あかねさす少女」。

現代日本に住む少女たち5人が、儀式によって異世界の扉を開くというオリジナルアニメです。

視聴前の感想はビビッとくる感触があるマヨネーズの香り漂うアニメかな、と思っていましたがどういうアニメかは全くわかりません。番宣CMで伝わったのは電波主人公がちくわ好きだってことくらいです。展開も全く読めません。

 

 

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蓋を開けてみるとバトル寄りの空気でした。作曲伊藤賢治だから読めてはいました

 

  • ざっくりとした話のあらすじ

「4時44分ちょうどにラジオの周波数をとある周波数に合わせて儀式を行うと、異世界の扉が開く」

遂に成功してしまった儀式、別世界に飛んだ主人公である明日架(ちくわ女)たち5人。

星のカービィにいそうな凶暴化する敵に囲まれた5人は、突如現れた明日架に似た少女に救われ、元居た世界に戻されます。

 

戻った世界で疲れ切った明日架に似た少女(以下明日架B)を連れて帰った明日架(以下明日架A)

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A「え、ちょ、何やってんの?

B「着替えだ

A「ダメだよ! あんなにボロボロだったのに~

 

これ全部同じ人だけど確実に違いが出るように演技してます。すごい。

Bパートは二人の明日架を中心に、明日架Aが相手を「異世界の自分」と確信するのですがそれに至るまでのBパートのほとんどの時間で明日架役黒沢ともよさんの一人芝居が炸裂します。なんなんですかこの驚異的な演技力……。

  • 1話総括

静かな立ち上がり、といった趣でした。

設定も1話故のチラ見せ部分も多かった感じですが、バトルの動きはそこそこ良かったです。現状は爆発的に面白くはないとは思いますが、設定の開示がうまくいくとひっくり返るような作品ですね。

また黒沢ともよさんの演技力も非常に高いです。

 

 

重めの空気なので、「合うかどうかわからない」「とりあえず3話」と言ってる人が非常に多かったです。

実際私もそう思います。たくさんの平行世界の存在、向こう側の誰かとの出会い、途切れない気持ちが私の道標とか言い出しそうでした。

最終的にどういう物語の結末を迎えるのか。アニメが終わるまでに連動配信のゲームが配信されるのかそのゲームはいつまで生きていられるのか。楽しみではあります。